学校検尿の結果はいかがでしたか?
みなさん、こんにちは。
クリニックの隣には小さな田んぼがありますが、既に苗が植えられています。きれいに揃って植えられている小さな苗を見ると、運動会で校庭に整列している子供たちのように思えて、愛おしく感じます。
日本では、1973年以降、小学校・中学校・高校で年1回尿検査(検尿)を行うことが決められています。この学校検尿は毎年4~6月に実施されますので、お子様がいらっしゃるご家庭では、そろそろ結果がお手元に届いているのではないでしょうか。
検尿では、尿タンパク、尿潜血、尿糖などを調べます。尿タンパク陽性でもいろいろな場合があります。発熱した際に尿タンパクがみられることがありますし、立位の時にだけ尿タンパクがみられる起立性タンパク尿というものもありますが、これらはあまり心配いりません。一方、尿タンパクや尿潜血が、腎臓病発見の唯一の手がかりとなる場合もあります。
結局、学校検尿で異常が見られたからといって、重大な病気が隠れているとも、いないとも即断できません。ですので、再検査とその判断が重要になってきます。
横山スマイル内科クリニックでは、子供好きの腎臓専門医が適切な検査を行い、的確に診断いたします。どうぞお気軽にお越しください。
( 2019.06.11 )